2026年 年頭のご挨拶
JAIPA会員の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返りますと、AIが私たちの社会やビジネスの基盤として急速に定着した1年でした。AIは利便性を向上させるだけでなく、インターネットを通じた情報の在り方、および私たちのコミュニケーションの形そのものを変えつつあります。こうした変化の中で、社会の情報流通の根幹を担うインターネットプロバイダーの役割はこれまで以上に高まっています。
JAIPAでは昨年も各部会・ワーキンググループ活動を精力的に行いました。また政策協議の場においてさまざまな意見表明を行いました。NTT法については同法を維持し必要な規制を維持・強化した上での見直しとなりましたが、当協会では今後も地域事業者をはじめ公正競争が担保されているか注視してまいります。また、消費者保護への各種取り組みを進めるとともに、情報流通プラットフォーム対処法に基づく発信者情報の開示や誹謗中傷への対処、さらには社会問題となっているオンラインカジノの問題に対しても議論に参画しております。
昨年より活動が本格化した「AIワーキンググループ」では、参画各社によるAIへの具体的な取り組みの共有やAI時代のネットワーク運用、新たなビジネスモデル構築に向けた意見交換を行っております。高度化するサイバー脅威への知見の共有および迅速な対応に向け、新たに「セキュリティワーキンググループ」も発足いたしました。
また、JAIPAの活動を支える各種ネットワーキングにおいては、鳥取および奈良において「JAIPAの集い」を開催いたしました。1998年に開催された「第1回地域プロバイダーの集い」から数え記念すべき第60回の開催に至ったことはひとえに会員の皆さまの長年にわたるご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。また、「ICTフォーラム」や「Cloud Conference」の開催を通じ会員間の枠を超えた広範な連携を推進いたしました。
そして、不透明な世界情勢においては、国際社会の政府、民間企業、技術者コミュニティ、市民社会など、様々なステークホルダー(利害関係者)とインターネット・ガバナンスに取り組む重要性が一層高まっております。JAIPAでは引き続き総務省、関係団体、企業等と連携の上、国内のIGF活動の活性化に貢献して参ります。
JAIPAはこれからも会員企業のみなさまと英知を結集し、社会の持続的な発展および新たな事業機会の創出に貢献してまいります。皆さまの引き続きのご支援、ご指導をいただけますと幸いです。
本年もJAIPAをどうぞよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会
会長 久保 真














